13分間スピーチ「長い」 開会式、ツイート200万件
無観客で行われた東京五輪の開会式。SNS上では「実況」しながら楽しむ様子が見受けられた。
SNS分析ツール「ブランドウォッチ」を使って、ツイッターで「開会式」を含むツイートを調べたところ、23日午後8時の開始から翌24日午前2時までに、約200万件つぶやかれていた(リツイートを含む)。
一番のピークは午後9時台で、45万2千件。ドラゴンクエストやファイナルファンタジーなど人気ゲームのテーマ曲に合わせて、各国の選手団が入場するなか、ツイートの関心はゲーム音楽に集中。好きなゲームの音楽が流れて感慨に浸るツイートや、セットリストを作って投稿する人も現れ、「国産ゲーム曲、最高かよ」「選曲がマニアック」などのツイートであふれた。
選手団の入場を終えた午後11時台には、「#東京2020」のハッシュタグを含むツイートがピークに。22万9千件がつぶやかれた。
約1800台のドローンが会場上空に地球を描くと、自宅などから見えた写真とともに「ドローンすげぇ」などの投稿が増えた。一方、国際オリンピック委員会のトーマス・バッハ会長のスピーチが13分間に上ると、「話が長いのは嫌だという世界共通の苦痛でトレンドが染まった」と話の長さを揶揄(やゆ)する声が相次いだ。
聖火を最終点火者へとつなぐ…
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- 【視点】
IOC・バッハ会長の長いスピーチの前、組織委の橋本会長はコンパクトな中に、重要なことに言及していました。2019年に国連総会で採択された休戦決議期間が始まっていることです。 国連は1993年以降、大会ごとに「五輪休戦」を決議してきました
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