(いにしえナビ)中国古画の描線 忠実に模写

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北村有樹子

若冲の釈迦三尊像

 江戸中期の天才画家・伊藤若冲(じゃくちゅう)(1716~1800)ら、18世紀の京都で相国寺と深い関わりがあった絵師の作品を集めた展覧会「若冲と近世絵画」が相国寺承天閣美術館(京都市上京区)で開かれています。

 若冲と相国寺の縁は深く、それを象徴するのが寺が所有する色鮮やかな「釈迦三尊像」。1765年、若冲が相国寺へ寄進した作品の一つです。

 中央に仏教の開祖である「釈…

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この記事を書いた人
北村有樹子
京都総局|大学、生活文化担当
専門・関心分野
教育、人権、多文化共生