コロナで縁 中国と三豊の児童がオンライン交流

多知川節子
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 香川県三豊市立上高瀬小学校と、中国・江蘇省にある蘇州日本人学校の6年生同士がオンラインで交流する授業が14日にあった。蘇州日本人学校に通う児童が母の故郷である三豊市に帰省中、新型コロナウイルスの感染拡大で中国に戻れなくなり、昨春から半年ほど上高瀬小に通った縁がきっかけ。国境を越えて交流を続けてもらおうと、市国際交流協会が企画した。

 半年ほど上高瀬小に通っていたのは、蘇州日本人学校6年の高井悠吾さん。この日はZoomを通じ、高井さんのクラスの13人が中国語と日本語で自己紹介。上高瀬小の28人も1人ずつあいさつし、好きなゲームなどを紹介しあった。

 高井さんは「久しぶりにみんなの顔が見られてうれしかった」と喜び、一緒に下校して遊んだという森一成さんは「元気そうで良かった。他の子も面白そう。もっと中国のことを知りたくなった」と話した。2学期にも開催するという。

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