川勝氏が先行 岩井氏は苦戦 静岡県知事選情勢調査
20日投開票の静岡県知事選について、朝日新聞社は12、13の両日、電話調査を実施し、取材で得た情報と合わせて情勢を探った。4選を目指す現職の川勝平太氏(72)が先行し、自民党の前参議院議員で新顔の岩井茂樹氏(53)は伸び悩んでいる。
有権者の3割が投票態度を明らかにしておらず、情勢は変わる可能性がある。
川勝氏は立憲民主、共産、国民民主3党の県組織が自主的に支援。連合静岡も推薦している。岩井氏は川勝氏の県政運営と対立してきた自民党県連が擁立した。公明は自主投票を決めている。
投票態度を明らかにした人でみると、川勝氏は無党派層の8割近くに浸透し、立憲支持層の大半を固めた。幅広い年齢層で岩井氏をリードしている。
岩井氏は、推薦を受ける自民支持層からの支持が4割にとどまり、無党派層の支持は広がっていない。
同時に実施した世論調査で…
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