西鉄、バス・鉄道乗務員ら約1万2千人に職域接種へ
松本真弥
西日本鉄道(福岡市)は10日、新型コロナウイルスのワクチンを職場で接種する「職域接種」の申請をしたと発表した。対象はグループの従業員約1万2千人で、23日以降、順次接種するという。
バスと鉄道の乗務員から優先的に始め、スーパーやホテルで接客にあたる従業員などにも広げていくという。会場は西鉄が所有する「博多国際展示場&カンファレンスセンター」(福岡市博多区)を使用する。ワクチンの打ち手は外部の医療機関に委託したという。
西鉄では、バスの運転手や運営するスーパーの従業員の感染が相次いでいる。同社は「ワクチン接種により従業員の健康や生活を守るとともに、お客さまの安心安全につなげていく」としている。
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