阪神2軍本拠地、尼崎移転へ 球場整備などで市と協定

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中塚久美子
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 プロ野球阪神タイガース阪神電鉄兵庫県尼崎市は21日、球団の2軍本拠地を同市杭瀬南新町の小田南公園(約5・6ヘクタール)に移転して球場などを整備する基本協定書を結んだ。2022年12月に着工予定で、球団創立90年となる25年2月からの使用をめざす。

 阪神側が3千~4千席の3階建てスタンドを備える2軍球場や練習場、市民球場、広場を建設して、市に寄付する。総工費は約100億円という。市は阪神側に、公園の40年間の営業権を与える。

 また、公園に隣接する市有地に、阪神側は室内練習場や選手寮を建てる。市は阪神側が支払う土地使用料を、市民球場と広場の維持・整備費にあてる。

 尼崎市は16年、スポーツ振…

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