進撃の巨人、リヴァイ像が駅前に 各国からも多数の反応
諫山創さんの人気漫画「進撃の巨人」の登場人物、リヴァイ・アッカーマン兵長の銅像が諫山さんの郷里、大分県日田市のJR日田駅前に設置された。「ファンが訪れる日田に作品ゆかりの物を」と企画されたクラウドファンディング(CF)で目標の倍を超す2968万円が集まり、設置済みの主人公エレンらの像に、場所は違うがリヴァイも加わった。
エレン目標額、即日突破で弾み
「進撃の巨人」は、壁に守られた人類と巨人との戦いを描いた作品。CFは同市の大山ダムを巨大な壁に見立て、それを見上げるエレンと幼なじみのミカサ、アルミンの像を置こうと地元有志らが2019年8月7日に開始。目標の1400万円は即日突破した。
想定を超す反応に、「人類最強の兵士」として人気が高いリヴァイ像の設置案が浮上。最終的に754人が協力し資金が集まった。エレンらの像は昨年11月に設置され、大山ダムは観光スポットになっている。
駅前の像はリヴァイが巨人と戦う装備を身につけた姿で、6日に除幕式があった。リヴァイは身長160センチという設定だが、やや腰を落としたポーズのため高さ142センチ(台座込みで216センチ)の像になった。同駅前では作品とコラボしたスマホゲームのアプリを使うと、AR(拡張現実)機能で宿敵の「獣の巨人」を画面に映し出せる。
4月の連載終了を前に
2009年9月に「別冊少年マガジン」(講談社)で始まった連載は、4月9日発売号の139話で約11年半にわたり続いた物語が幕を閉じる。
リヴァイ像を見に来た別府市…
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