双葉山も泣く時津風部屋 2代続けて師匠が不祥事で退職

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竹園隆浩
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 元幕内時津海の時津風親方(47)が、1月の大相撲初場所開催中に日本相撲協会新型コロナウイルス感染症対応ガイドラインに違反して風俗店やマージャン店に出入りしていた問題で22日、日本相撲協会から退職勧告処分を受けた。すでに時津風親方が出していた退職届は受理された。

 力士暴行死事件で解雇された前師匠(元小結双津竜)に続き、時津風部屋は2代続けて師匠が不祥事で角界を去ることになった。屈指の名門部屋の看板にまたも泥が塗られた。

 横綱鶴竜らが所属する陸奥部屋など、6部屋からなる時津風一門の本家でもある時津風部屋は、不滅の69連勝を達成した双葉山が現役時代に特例で開いた「双葉山道場」が起源だ。「(支援者に頼る)ごっちゃん精神を廃し、力士のプライドを持て」との信念で、人間的な成長を目指した「相撲道」の確立を指導の根本としていた。

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