南海の運転士たまに車掌に、今春から 見据える将来とは

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狩野浩平
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 南海電鉄は今春、運転士が1カ月のうち数日間、車掌として乗務する新制度を導入する。運転士免許を持たない車掌には、免許の取得を促す。将来の労働力不足を見据えた措置という。

 南海ではこれまで、二つの職務は厳密に区別してきた。新制度では、車掌勤務の日数は各職場で決める。同社が示す目安では、たとえば40日ごとに勤務予定を決めている職場の場合、運転士は4日間は車掌として勤務することを求められる。

 南海の運転士は、全員が車掌を経験した後に運転士免許を取得する。しかし、車掌を卒業してから数十年経っている運転士もいる。車掌の仕事を忘れている可能性もあるため、研修や見習い期間を設けるという。

 南海によると、すでに子会社の泉北高速鉄道で採り入れている。広報の担当者は「人口減少で運転士や車掌の志望者も減るとみている。限りある労働力の中で、勤務を回すために必要な措置」と話している。

 慎重な意見も。南海の運転士…

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この記事を書いた人
狩野浩平
東京社会部|教育担当
専門・関心分野
いじめ、不登校、子どもの権利、ニューロダイバーシティー、幼児教育、性暴力