「悔しいけど目標」 佐藤駿、ライバル鍵山優真への思い
吉永岳央
ライバルに敗れたというのに、表情は意外なほど明るかった。フィギュアスケート男子の新鋭、16歳の佐藤駿(埼玉栄高/フジ・コーポレーション)だ。
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24日に幕を閉じた全国高校選手権(インターハイ)で2連覇を逃し、2位。優勝をさらったのは、今季同時にシニアデビューを果たした同学年の盟友、鍵山優真(星槎国際高横浜)だった。それでも、「やっと自分のスケートを出し切れたと思う。かなり満足しています」。
敗北にも前向きになれる理由が、最大の武器である大技、4回転ルッツにあった。
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