女性暴行死、遺族「そこまでされるのか」 公安委に不満

有料記事

大村久 平塚学
[PR]

 福岡県太宰府市の女性暴行死事件で、女性の遺族が13日、佐賀市佐賀県警本部を訪れ、県警の一連の対応について、第三者による再調査を求める要望書を県公安委員会に提出した。県公安委と県警は、どう対応したのか。

 訪れたのは、亡くなった女性の妹と母。提出の際、報道陣の取材と撮影を望んでいたが、県警は撮影を、遺族が建物に入るときだけにした。「通常、庁舎内の撮影は認めていない」ためという。

 遺族によると、応対は、県警総務課内にある公安委補佐官室の山崎栄治室長だった。場所は3階の公安委の部屋ではなく、1階の情報公開センター。遺族の携帯電話とタブレットは、箱に入れさせられた。

 遺族は、回答は文書で、と事前に確認していた。しかし山崎室長からは「文書での回答は『苦情』という扱いになるかもしれないので、検討したい」と伝えられたという。提出後、県庁で記者会見した女性の妹は「そこまでされるのか」と話した。

ここから続き

 山崎室長は取材に対し、「一…

この記事は有料記事です。残り451文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら