梨窃盗容疑でベトナム人元実習生を再逮捕へ 転売目的か

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 埼玉県神川町の畑から梨を盗んだとして、県警は元技能実習生でベトナム国籍の男女=いずれも出入国管理法違反(不法残留)容疑で逮捕、起訴=を窃盗容疑で19日にも再逮捕する。県警は転売目的で盗んだとみて、北関東で昨年相次いだ果物や家畜の盗難事件との関連も調べる。捜査関係者への取材でわかった。

 捜査関係者によると、2人は群馬県伊勢崎市の男(28)と女(38)で、昨年9月4~5日、神川町植竹の畑から梨182個(7万2800円相当)を盗んだ疑いがもたれている。2人は知人同士で、女は男に「窃盗の協力をお願いされた」と供述し、男が運転する車で現場に行ったと説明。「梨をポリ袋に詰めた。4人で盗んだ」などと述べているという。現場にはリュックサックや伊勢崎市指定のゴミ袋などが残され、つくば(茨城県)ナンバーの乗用車が乗り捨てられていた。

 一方、男は「車で現場付近を通ったが、梨がとられたことは知らない」などと窃盗への関与を否定しているという。県警は他にも関わった人物がいるとみて調べている。

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 県警は昨年12月、窃盗容疑…

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