遺灰に残る金銀、売却する?落札2億円超の例も…自治体対応さまざま

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寺西哲生
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 岐阜県多治見市は、火葬後の遺灰に含まれる金などの貴金属を取り出して売却する方針を決めた。同様の取り組みをする自治体は増えており、年間の売却益が2億円を超えるところもある。ただ、売却には慎重な姿勢を示す自治体もあり、対応は割れている。

 火葬後、遺族が収骨した後に残る「残骨灰」には、故人が付けていた金歯や銀歯などに残る貴金属が含まれていることがある。

 多治見市は4月下旬、来年度から残骨灰に含まれる金、銀、パラジウムを売却すると発表した。

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