ウガンダの留学生、8人破り生徒会長 日本の技術に関心
神谷裕司
宮崎県三股町の私立都城東高校(ブライアン・ウィー校長、生徒数510人)で、東アフリカの内陸国ウガンダからの留学生、ルベガ・ニコラスさん(18)=普通科2年=が生徒会長に就任した。「生徒間のコミュニケーションを促進するための課外活動を増やしたい」と意欲を見せる。
同校によると、9月に立会演説会と全校生徒による投票が行われ、9人の候補者の中から最多得票で選ばれた。任期は来年9月まで。1965年の開校以来、留学生が生徒会長に就くのは初めてだという。
ルベガさんはウガンダの首都、カンパラの出身。当地の学校で日本人の男子生徒と友だちになり、洗浄便座や冷蔵庫など日本の技術に関心を持つようになったという。「日本で勉強したい」と考え、昨年5月に都城東高校に入学。男子寮の1人部屋で暮らしている。1歳下の妹も宮城県の高校に留学中だという。
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母国ではほとんど日本語を学…
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