「鍵山君、言うことなし」 浅田真央育てた名伯楽が賛辞

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 何も言うことがありませんね。あの年齢(17歳)で、ここまで完璧にできるなんて。鍵山優真君は、日頃の精進が実りました。コロナ禍で練習に制約もあったかと想像しますが、よくまとめました。

 大きな舞台になると、誰だって動揺します。最近の試合でミスが続いていたから、悔しい思いもあったでしょう。でも、フリーの演技はスケート技術はもちろんのこと、あの若さで自分自身をコントロールすることを学んだことが、結果につながったのだと思います。上半身がぶれずに同じスケート靴のエッジに乗っていたから、冒頭の4回転サルコーで高い出来栄え点(4・07点)を得るなど、美しいジャンプが跳べたのです。

 お父さんでコーチの正和さん(1992年アルベールビル、94年リレハンメル両五輪代表)と、親子そろって素晴らしいスケーターですね。2人とも、試合会場などで見たことがあります。お父さんは足首とひざがとても柔らかく、ジャンプもパワーがありましたが、息子さんの方が癖がなく自然体で、無理のない動きができていますね。

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 表現面では、まだまだ磨いて…

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