流水型ダム容認に「感謝」 建設促進協が知事に面会

渡辺七海
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 【熊本】7月の記録的豪雨で氾濫(はんらん)した球磨川の治水策をめぐり、蒲島郁夫知事が川辺川への「流水型」ダム建設を国に求めたことを受け、流域12市町村でつくる川辺川ダム建設促進協議会が24日、蒲島知事に感謝を伝えた。

 会長の森本完一・錦町長や松岡隼人・人吉市長らが県庁を訪れ、蒲島知事に面会。森本町長はダム建設を容認した知事の判断について「本当にありがたく思った」と伝え、ダムの早期完成を求めた。竹崎一成・芦北町長は環境アセスメントの早期の完了を求めた。

 蒲島知事は、協議会が豪雨災害後にダム建設を要望したことに触れて「このような形で治水の方向性を決めることができて、感謝しています」などと応じた。(渡辺七海)

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