22日に青森県八戸市であったフィギュアスケートの全日本ジュニア選手権では男女ショートプログラム(SP)が行われ、男子SPでは10月末にあった全日本ノービス選手権で上位に入った2人のスケーターがジュニアの「お兄さん」たちに負けじときらめきを放った。彼らが憧れるスケーターはもちろん、あの選手たちだ。
「羽生結弦選手です」と元気よく答えたのは、男子SP18位に入った田内誠悟(12)=名東ク=だ。SPのプログラムはアイスダンスの元日本代表、宮本賢二氏が振り付けたもの。アクセルジャンプでミスはあったものの、演技全体をしっかりまとめ、「全日本ノービスや地方の大会に比べると、すごい緊張感がありました。思い切ってやりました」と笑顔で振り返った。
田内を指導するのは、2度の世界選手権女王に輝いた安藤美姫さんら数々の名選手を育てた名古屋の門奈裕子コーチ。全日本ノービスでは2位だったが、SPに出場した29人中、24人が23日のフリーへと進む関門を、ノービス推薦組ではトップで通過してみせた。
7歳でフィギュアを始めたと…
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