引退間近の阿佐鉄ディーゼル車、記念きっぷ発売 徳島
斉藤智子
徳島県と高知県にまたがる第三セクター阿佐海岸鉄道(本社・徳島県海陽町)が、線路・道路両用のDMV(デュアル・モード・ビークル)への切り替えのため今月末で引退するディーゼル車「しおかぜ」「たかちほ」の記念きっぷを新たに発売した。
10月に発売した入場券・乗車券の硬券18枚組みの第1弾に続いて企画され、鉄道カメラマンの坪内政美さんがプロデュースした。
1992年の開業時から走り続ける「しおかぜ」は「開業から支えた阿佐鉄の守護神」、2008年廃止の高千穂鉄道(宮崎県)から譲り受けた「たかちほ」は「神の国からやってきた孤高の救世主」と紹介されている。各セットとも車両の雄姿と歴史を楽しめる構成になっている。
第2弾「引退さようならきっぷ」はチケット型乗車券3枚組みで、「しおかぜ」「たかちほ」各740円。第3弾「勇退おもいできっぷ」は硬券乗車券2枚組み560円。フォトコンテスト入賞作をあしらい、車両内で特製スタンプを押せるパンフレット付き。
宍喰駅(海陽町)で各500セットを限定販売している。問い合わせは同駅(0884・76・3700)へ…
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