コロナ禍ハロウィーン、今年の渋谷は? 商戦では異変も

有料記事

伊藤恵里奈 斎藤博美 増山祐史
[PR]

 新型コロナウイルス禍のなか、街は31日にハロウィーンを迎える。新たな風物詩として若者や子どもたちの間で定着しつつも、時に騒動を引き起こしてきた。人が集まるのが難しい状況で、イベントの姿はどう変わるのか。

 対応に悩むのが、毎年大勢の若者が集まっていた東京都渋谷区だ。

 「HOME HALLOWEEN」。22日、長谷部健区長は会見でそう書かれた旗を掲げ、来訪自粛を呼びかけた。

 近年、ハロウィーン前後の渋谷駅周辺では、酒を飲んで騒いだり大音量で音楽を流して暴れたりする人たちが問題になってきた。2018年には軽トラックが横転させられ、昨年は痴漢などで逮捕者も出た。

 区は昨年、期間中の駅周辺の…

この記事は有料記事です。残り2760文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

この記事を書いた人
伊藤恵里奈
盛岡総局
専門・関心分野
ジェンダー史、自然環境、映画、異文化
増山祐史
東京社会部|国土交通省担当
専門・関心分野
運輸行政、事件事故、独占禁止法、スポーツ