警戒区域、愛知でさらに拡大 山口組・神戸山口組の抗争

有料記事

[PR]

 対立抗争が続く山口組と神戸山口組をめぐる特定抗争指定について、愛知県公安委員会は7日、暴力団の活動が大幅に制限される警戒区域に愛知県武豊町を新たに加えた。山口組の主要幹部が同町の事務所に集まっていることを確認したため。指定は愛知県では名古屋市あま市に続き3自治体目。また、6日までだった特定抗争指定も、来年1月6日まで延長された。

 同町の住宅地にある木造2階建ての山口組弘道会系の組事務所には7日午前10時ごろ、県警の捜査員約10人が訪れた。応対した男性に警戒区域内での禁止事項などを説明し、使用禁止などを示す標章を敷地内の門扉に貼った。

 特定抗争指定は暴力団対策法に基づく措置で、指定期間の延長や警戒区域の拡大は県公安委が官報で公示する。警戒区域になると事務所への立ち入りや約5人以上での組員の集合などが禁止される。

ここから続き

 捜査関係者らによると、今年…

この記事は有料記事です。残り339文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません