大阪市立大学長が考案「しきっチャオ」 持ち運びもOK

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花房吾早子
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 大阪のものづくり力を生かした携帯型の飛沫(ひまつ)防止シートを、大阪市立大の荒川哲男学長(70)と府内のメーカー2社が試作した。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、大半の授業が後期もオンライン。キャンパスで学べる限られた機会を安心して過ごしてほしい。大人たちのそんな思いがこもる。

 シートの名前は「しきっチャオ」。授業ごとに教室を移動する学生一人ひとりが、自分用として持ち運んで組み立てられる。重さは180~200グラムと手軽さが売りだ。

 荒川学長が携帯型を思いついたのはお盆休みだった。後期を前に、一部の授業での対面再開について考えていた。学生が持ち運べたら、安心できるのではないかと思いついた。すぐに自宅近くのホームセンターで木材やフィルムを約700円で買った。3時間ほどかけて1台作った。

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 「これをモデルに量産できな…

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