テレワークで地方に 変わり始めた若者たち

有料記事働くってなんですか

[PR]

働くってなんですか

 コロナ禍で働き方や暮らしが変わろうとしている。テレワークが広がり、都市部を離れる若者たちがめだってきた。チャレンジの場を提供し、活性化につなげようとする動きもある。

 ネットを通じて仕事をし、空いた時間にはすぐ近くの海でサーフィンを楽しむ。こんな働き方を実践している人がいる。

 フリーのIT技術者の安東典将さん(35)は、ネット環境さえあれば仕事はどこでもできるという。2~3社のシステム開発にかかわっていて、20人前後のチームを組んで仕事を進める。「仕事は成果主義なのでやろうと思えば際限なくできるが、生活も楽しみたい」と安東さんは話す。

 そこで利用しているのが、不動産・住宅情報サイトなどを手がけるライフル(東京)の「LivingAnywhere Commons(自由な生活のための共有地、LAC)」と名付けたサービス。休暇を楽しみながらテレワークもできる「ワーケーション」の拠点を展開しており、月2万5千円で国内に8カ所ある施設にどこでも滞在できる。

 安東さんがいるのは静岡県下田市のLAC伊豆下田。8月に伊豆半島を自転車で旅していてサービスを知り、1カ月以上滞在している。

■東京には月に1,2回戻るだ…

この記事は有料記事です。残り2298文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら

連載働くってなんですか

この連載の一覧を見る