顔がリアル、人型の埴輪が溝から3体 捨てられていた?

有料記事

山田健悟
[PR]

 大阪府の羽曳野、藤井寺両市にまたがる集落跡「陵東(みささぎひがし)遺跡」で、古墳時代の中期から後期にかけて作られたとみられる人型の埴輪(はにわ)が見つかった。大阪府教育庁が24日、発表した。周辺には世界文化遺産の「百舌鳥(もず)・古市古墳群」を構成する古市古墳群などがあり、今後関連性を調査する。

 教育庁によると、見つかった埴輪は、表情が豊かでリアルな顔が特徴の「盾持人(たてもちびと)埴輪」の頭部など人型の埴輪計3体。いずれも5世紀後半から6世紀初頭に作られたとみられる。集落の水路だったと推定される溝から重なるようにして見つかったという。本来埴輪は古墳に収められるため、この3体は捨てられたものとみられる。

ここから続き

 今回見つかった盾持人埴輪と…

この記事は有料記事です。残り193文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら