福島)2022年度にずれ込み JR只見線復旧工事完了

上田真仁
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 JR東日本仙台支社は26日、2011年の豪雨被害で不通となっているJR只見線(会津川口―只見)の復旧工事の完了見込みについて、2022年度上半期に変更すると発表した。当初は21年度中の完了を目指していたが、工法の変更でずれ込み、運転再開は22年中を目指すという。

 JR東によると、豪雨で流失した三つの橋梁(きょうりょう)のうち、第6橋梁の工事が難航。硬い地質に架設用ケーブルのアンカーを打ち込む予定だったが、想定より地質が深く、掘削した岩盤にコンクリートの重しを設置する工法に見直すため、工期が延びるという。

 工事完了は22年9月ごろの予定で、その後は列車乗務員の試験運転を3カ月ほど行い、運転を再開するという。現在、只見線の不通区間では代行バスが運行されている。(上田真仁)

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