岩手)パラ開幕まで1年、県内の選手はいま

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大西英正 藤谷和広
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 本来なら25日に開幕だった東京パラリンピック新型コロナの影響で1年延期となった後も、先行きは見通せていない。県内のパラアスリートたちは練習を制限したり大会出場を躊躇(ちゅうちょ)したり、苦しい日々が続くが、夢の舞台に向けて練習に励んでいる。

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 県内で代表に近いのが、男子砲丸投げの大井利江さん(71)だ。競技が予定されている来年8月29日は73歳の誕生日。「調子は上がっている。できればやってほしい」と話す。

 漁師だった39歳のとき、船上で落下物が首を直撃。頸髄(けいずい)を損傷し、首と腕以外は動かなくなった。

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 妻や周囲の応援を受け、リハ…

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