米厚生長官が台湾訪問へ 断交以来最高位、6年ぶり

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ワシントン=大島隆 台北=西本秀 北京=高田正幸
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 米厚生省は4日、アザール厚生長官が近く台湾を訪問すると発表した。米閣僚の台湾訪問は6年ぶりで、同省によると1979年の台湾断交以来、最高位の閣僚の訪問になるという。台湾の外交部(外務省)によると、蔡英文(ツァイインウェン)総統との会談も予定されている。

 米閣僚の訪問は、オバマ政権時代の2014年に環境保護局のマッカーシー長官が訪問して以来となる。

 厚生省は声明で「アザール長官の歴史的な訪問は台湾との協力関係を強化し、新型コロナウイルス対策での協力を拡大するものだ」と意義を強調した。日程の詳細は明らかにされていないが、感染症対策の専門家も同行し、関係閣僚との会談や講演を予定しているという。

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