俳優の三浦春馬さん死去、自殺か 30歳

 俳優の三浦春馬さん(30)が18日、死亡したことが分かった。警視庁は自殺とみて調べている。捜査関係者によると、連絡が取れなかったことから、マネジャーが同日午後、東京都港区の自宅に様子を見に行った。三浦さんは病院に搬送されたが、死亡が確認されたという。

 三浦さんは茨城県出身。幼いころから児童劇団に所属し、1997年のNHKの連続テレビ小説「あぐり」でデビュー。2006年にドラマ「14才の母」でヒロインの恋人役を演じて注目を集め、翌07年の映画「恋空」で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。

 17年にはミュージカル「キンキーブーツ」で読売演劇大賞杉村春子賞を受賞するなど、舞台でも活躍していた。現在、NHK「世界はほしいモノにあふれてる」のMCを務めている。

 ドラマでは、8月15日放送のNHK「太陽の子」、9月スタート予定のTBS系「おカネの切れ目が恋のはじまり」、映画では、7月23日公開「コンフィデンスマンJP―プリンセス編―」、21年公開「ブレイブ 群青戦記」に出演する予定だった。

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