山形)県園芸農業研が開所 新品種開発に温暖化対応も

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上月英興
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 山形県農業総合研究センター園芸農業研究所の開所式が10日、寒河江市島地区であった。旧園芸試験場の敷地約16ヘクタールに研究や栽培などの主に6施設を新設。新品種や栽培技術の開発のほか、担い手不足や地球温暖化などへの対応策も研究する。

 1965年に設立された旧園芸試験場はサクランボの紅秀峰、やまがた紅王といった新品種のほか、リンゴの無袋ふじの栽培技術や啓翁桜の促成栽培法などを開発した。66年完成の庁舎が老朽化していることから、開発機能の強化も狙い、3年がかりで27億1千万円かけて一新させた。

 管理棟と研究棟からなる本館は、木造一部鉄筋コンクリート造り2階建てで延べ床面積約4千平方メートル。遺伝子解析や、肥料などの成分分析をする最新機器なども配備した。

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