サッカー代表練習拠点が「こけら落とし」 使ったのは…
勝見壮史
新型コロナウイルスの影響でこの春のオープン予定がずれこんでいた日本サッカー協会の施設「高円宮記念JFA夢フィールド」で、ようやく初練習が行われた。日本代表の練習拠点として整備された同所だが、「こけら落とし」は別のチームだった。
22日夕、日本代表の森保一監督ら代表スタッフが見守る中で練習が始まった。視線の先にいたのは、J1札幌の選手たち。7月4日のリーグ再開に向けた関東合宿の初日だった。日本協会の関係者は「代表の練習ではないですが、使ってもらえて何よりです」。
夢フィールドは、フットサルやビーチサッカーを含め、初めての総合的な日本代表の練習拠点だ。2015年に日本協会が千葉市の幕張海浜公園内に建設することを決定。広さは約12万平方メートル。海沿いの土地は千葉県から借り、総工費に約40億円を費やした。
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