埼玉)虫のエサになる木のオーナーに イイナパーク川口

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堤恭太
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 埼玉県川口市赤山の自然公園「イイナパーク川口」で園内に植えるクヌギやエノキといった雑木のオーナーを募集する。「植木のまち安行」を抱える川口でなぜ雑木なのか。都市型の公園だが、その中にカブトムシやチョウのエサになる木を育てて虫が飛び交う雑木林を育成する計画だ。

 植えるのはオオムラサキの幼虫などが食べる「エノキ」が13本、カブトムシが樹液を好む「クヌギ」と「コナラ」がそれぞれ28本、県のチョウのミドリシジミの幼虫の食餌(しょくじ)木「ハンノキ」が31本の計4種100本。園内にある二つの人工池の水源涵養(かんよう)育成樹林の役割も果たす。

 市赤山歴史自然公園整備室の船本勉室長は「4種とも成長が早いので数年後には昆虫が集まってきて、子供たちが虫と遊べる場になるのでは」と話している。

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 1本の寄付額はエノキ3万円…

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