「リモート大喜利つらいけど…」春風亭昇太、笑いの底流

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聞き手・山本晃一
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 コロナ禍は、私たちの日常生活はもちろん、演劇や音楽などの文化やスポーツなど、さまざまな分野に影を落としています。そんな逆境の中、「笑い」の力や意味をどう考えるか、テレビの「笑点」でも人気の落語家春風亭昇太さん(落語芸術協会会長)に5月末、オンラインで伺いました。

――近況はいかがです。

 2カ月ほど、仕事はテレビやラジオくらいで、高座とか実演は全くないですね。ずいぶん暇な時間を過ごしてきました。6月に予定された舞台も中止になり、まるまる暇になってしまいました。実演がないのは大変です。もし、今すぐ落語をしゃべりなさい、と言われても、自信がないですね(笑)。

 この時間に、本を読んだり、けっこう断捨離したりしました。でも、暇なんでメルカリとか見て、そうすると断捨離で出品が増えてるみたいで、気になるものを買ったりして。捨てるんだけども買う(笑)。だから荷物はあまり減っていないです。

――「笑点」も影響を受けていますね。

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 ああいう番組は本来、演者同…

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