自民・石破氏「説明不足なら自民党が終わる」と危機感
■自民党の石破茂元幹事長(発言録)
新型コロナウイルス対策や東京高検検事長の問題で納得したという人は、まだ増えない。そうだとすれば、国会を延長してでも納得頂けるように、あるいは予算委員会で本当に丁寧に説明する。その努力は政権与党や政府として、しないといけない。追及されるのが嫌だから国会を閉じるとか、国会の審議をカットするための10兆円予備費とか、そういう風に言われること自体、不名誉なことではないか。
国会は政府のやっていることを国民に理解してもらうためにある。野党議員の質問に分かったと言われるまで答えるのが国会という場だと教わってきた。
今週始まる予算委員会で首相がどういう説明をするか。国民が「そうだよね」と言ってくれる説明をなさるかどうか。Aを聞かれたら(論点をずらして)Bを答えるとか、あるいは閣僚席からやじを飛ばすとか、そういうことになったら国民が納得しない。それをやったら、もう自民党は終わってしまう。その危機感は持っている。(7日放送のBS朝日の番組で)
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