友人多い容疑者、大学で突如「消えた」 ボーガン事件

有料記事

[PR]

 兵庫県宝塚市の住宅で家族ら4人がボーガン(洋弓銃)で襲われ死傷した事件で、殺人未遂容疑で逮捕された野津(のづ)英滉(ひであき)容疑者(23)が大学入学後、仲の良かった高校の同級生たちと連絡を絶っていたことがわかった。最近は近所の人たちもあまり姿を見かけなかったという。

 カメラにおどけて見せる友人の横で、表情を変えずに食事をする野津容疑者。短く刈った髪、黒色の半袖シャツから、がっちりとした腕が伸びる。野津容疑者が県内の私立高校に通っていた当時、仲の良い同級生たちと放課後に行ったインド料理店で撮った写真だ。

 物静かだが、腕っぷしは強い。ちょっと不良っぽく見えるが、けんかは仲裁役――。同級生たちの印象はほぼ一致している。

 同級生の男性(23)は、野津容疑者と昼休みに学校を抜け出したり、放課後に原付きバイクで走ったりしたのを覚えている。

ここから続き

 口数が少なく、特に家族につ…

この記事は有料記事です。残り876文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【締め切り迫る】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら