レジ袋有料、エコバッグふくらむ種類 風呂敷型に保冷も
レジ袋ご利用になりますか――。買い物でこう聞かれることが増えている。7月から全国の小売店でレジ袋の有料化が義務づけられ、すでに多くのスーパーで有料化が進む。これに合わせ、買い物客が持参するエコバッグの販売も本格化している。
ロフト名古屋(名古屋市中区)は1日にエコバッグの特設売り場を設けた。売れ筋は手軽にしまうことができる「シュパット」シリーズ。両端を引っ張ると帯状になり、後はくるくると丸めてしまうことができる。担当者は「エコバッグはしまうのが面倒だという不満を解消し好評だ」と話す。
コンビニでもレジ袋が有料になるため、コンビニ弁当が入りやすいようなエコバッグもそろえた。買い物かご型でリュックにして運べるタイプや保冷機能のついたタイプもある。
松坂屋名古屋店は「卒レジ袋マイバッグフェア」と銘打ち、和装でも使える風呂敷タイプなどをそろえる。有料のレジ袋に、工夫を凝らすスーパーもある。愛知県などで展開するスーパーチェーンは、名古屋市内の店では市指定の有料ゴミ袋をレジ袋として1枚1円で販売。広報担当者は「レジ袋を再利用しやすくするため」と説明する。
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