典雅な名品でたどる3世紀 「フランス絵画の精華」展

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編集委員・中村俊介
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 王侯貴族が愛し、宮廷やサロンがはぐくんだ美術の潮流を3世紀にわたってたどる大阪市立美術館の「フランス絵画の精華」展(5月26日~8月16日)。芸術大国の礎が確立していく時代を、典雅な名品群で紹介する。

 「大様式」と呼ばれる17世紀の古典主義から18世紀のロココ、19世紀の新古典主義、ロマン主義へと続くフランス絵画史を3章構成で紹介。ベルサイユ宮殿美術館やオルセー美術館、大英博物館などの油彩画や素描約80点が、あでやかさを競い合う。

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 Ⅰ章は王立美術アカデミーを…

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