ダイオウグソクムシ、2年ぶり「お通じ」いつ食べた分?

有料記事

安田琢典
[PR]

 鳥羽水族館三重県鳥羽市)が飼育するダイオウグソクムシの排便が、2年ぶりに確認された。同館は、食性など未知の部分が多い生態解明の手がかりとして役立てたい考えだ。

 ダイオウグソクムシはダンゴムシの仲間としては世界最大で、鳥羽水族館では2007年9月から飼育。現在、13年7月以降に仲間入りした5匹がいる。

 同館によると、今回の排便は5月12日に確認した。便に含まれていた魚のうろこは、水族館がえさとして与えていたものではなく、入館前に食べたとみられるという。担当学芸員の森滝丈也さん(50)は「どの個体が排便したのかは分からないが、そもそも代謝が遅い生き物なので食べるペースも排便のペースも遅い」と話す。

ここから続き

 食べ物を完全に消化した場合…

この記事は有料記事です。残り193文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません