甲冑ずしり25キロ STU矢野、下関で歴史の重み体感

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 瀬戸内7県を拠点に活動するアイドルグループ「STU48」と各地の魅力を紹介する「瀬戸リスト」。今回は本州最西端の地・山口県下関市を訪問。武将さながらに甲冑(かっちゅう)をまとい、関門海峡で繰り広げられた数々の歴史に思いをはせた。

 城下町のたたずまいを残す土塀の街並みの一角に、瓦屋根の門がどっしりと立つ。下関市の長府地区にある「長府毛利邸」(新型コロナウイルス感染拡大防止のため休館中)だ。江戸時代長州藩の支藩・長府藩が置かれていた地域で、この邸宅は明治維新後の1903年、毛利家の一族が建てた。

 「下関は数々の歴史の舞台になってきました。平家が源氏に滅ぼされた壇ノ浦の戦いも、関門海峡であったんです」

 下関市立歴史博物館の古城春樹館長(52)はそう説明すると、瀧野由美子さん(22)と矢野帆夏(ほのか)さん(20)を邸内へ促した。中庭を囲むように配置された情緒ある和室をめぐり、奥の間へ。「こちらを体験していただきます」。古城さんが示したのは2体の甲冑(かっちゅう)。本格的な作りで総重量は25キロほどにもなる。2人は「えっ」と驚いたものの、「かっこいい!」「初めてだから楽しみ」と声を上げた。

新型コロナウイルスの感染防止のため、県域をまたぐ移動に自粛要請が出ています。取材可能な場所を選んで紹介しています。

いよいよ甲冑体験。鎧をまとい、武将になりきる2人の動画がこの後に。

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 足袋を履き、肌じゅばんと小…

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