テレワークでドラマ、NHKが制作 4日から3作放送

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宮田裕介
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 新型コロナウイルスの感染拡大により、多くのドラマの収録が見合わせとなっている。そんな中、NHKは打ち合わせやリハーサル、本番収録などを、出演者やスタッフが直接会わない「テレワークドラマ」を制作した。「今だから、新作ドラマ作ってみました」と題し、4日からNHK総合で3作を放送する。

 ドラマはいずれも30分で、時代設定は外出自粛が求められている現在だという。遠距離恋愛中の相手とビデオチャットの会話で行き違いが起こる「心はホノルル、彼にはピーナツバター」(4日放送、出演・満島真之介、前田亜季)、病気で死んだはずの妻と主人公の夫がビデオ通話で再会する「さよならMyWay!!!」(5日放送、出演・小日向文世竹下景子)、外出自粛中に会いたいと思った人と魂が入れ替わってしまう「転・コウ・生」(8日放送、出演・出演・柴咲コウムロツヨシ高橋一生)。

 ドラマ全体を統括する編成局編成センター副部長の岡本幸江さんは、コロナ禍で世の中が重苦しい空気に包まれているからこそ、「見た後にほっとしたり、力が湧いたりするドラマを届けたい」という一心だったと話す。

 企画が動き出したのは4月上…

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