山中教授「走る時も口覆って」 マスク以外の方法も紹介
新型コロナウイルスの感染拡大の中でも自粛の対象外とされるジョギングを楽しむ人が増える中、ノーベル医学生理学賞を受賞した京都大iPS細胞研究所の山中伸弥教授が、「周りの方へのエチケットとして、走るときもマスクをつけよう」と呼びかける動画をネットに公開した。山中さんは東京マラソンに出場するなど、ランナーとしても知られる。
山中さんは、動画投稿サイトのユーチューブに、個人で撮影した動画(https://www.youtube.com/watch?v=sO1BmlMij8c)を投稿した。
動画の中で山中さんは、「公園でジョギングをしている人が多くなっているような気がする」と話し、「走って大きな息をすると、周りに、もしかしたらウイルスをまき散らしているかもしれない」と説明。ランナーのマスク着用の必要性を訴えた。
新型コロナウイルス感染拡大を防ぐために政府は不要不急の外出自粛を求めているが、ジョギングや散歩は必要な運動として自粛の対象外としている。ただ新型コロナウイルスは、感染しても無症状の人が多く、気づかないままジョギングする可能性がある。
ただ山中さん自身は「走るときにマスクをすると、顔にくっついてしまって苦手」という。代わりに、薄手で伸縮性のある「ネックゲイター」の使用を勧め、鼻と口まで覆う使い方を実演。「マスクの出来上がり。普通のマスクよりも十分快適に走ることができると思う」と語った。
山中さんは「みんなで正しい…
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