時をかける少女にかけた魔法 大林宣彦監督の創作原点

有料記事核といのちを考える

論説委員・田井良洋
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 がん闘病中の4月10日、82歳でこの世を去った映画作家・大林宣彦さん。1980年代、青春と純愛を描いて世に出た日本映画の異才の巨匠は、なぜ命を削って「戦争とヒロシマ」を最後に撮ったのか。尾道三部作にも込められた秘密が、そこに隠されていた。

 奇想天外な表現から「映像の魔術師」と称された大林宣彦監督だが、実はその作品群には「知られざる魔法」がかけられていた。

記事後半では、化粧品「マンダム」のCMや江崎グリコ「セシルチョコレート」のCMなどの懐かしい画像とともに大林宣彦監督のあゆみも振り返ります

 私は前任の核と人類取材セン…

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