自転車で本届けます 高松市の古書店、存続へ願い託す

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尾崎希海
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 新型コロナウイルスの影響で不要不急の外出自粛が求められるなか、自転車で客の自宅などへ本を届ける古書店が登場している。

 「ご家庭や職場まで本を配達します」。今月8日、高松市の古書店「なタ書(しょ)」店主の藤井佳之さん(43)は、自身のツイッターにこう投稿した。添付の写真には、ペンで「Uber Books」と書かれた紙袋。中身は本だ。米国発の飲食物の宅配サービスをなぞらえているが、もちろん関係はない。「まあ結局、本を自転車で運んでいるだけ」と藤井さんは笑うが、「でも、単なるユーモアじゃない」。

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 「なタ書」は2006年に開…

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