金沢大、内部で10人PCR検査 県「報告ない」 石川

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萩一晶
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 新型コロナウイルスに感染した金沢大学の元大学院生が、医学系の研究室に所属していて、金大は接触のあった金大付属病院(金沢市宝町)の医師ら10人に内部で独自にPCR検査をしていたことが分かった。

 金大は7日、県内で28人目の感染者となる30代男性が、金大大学院を今春修了した元院生だったと公表。帰国者・接触者相談センターに相談のうえ、PCR検査で陽性と判明。すぐに研究室を消毒し、大学関係で接触のあった10人を特定して自宅待機をさせている、と説明していた。ただ、元院生の所属先は「特定につながる」などとして明らかにしなかった。

 しかし、金大関係者によると元院生は整形外科の研究室に所属。医師や事務職ら10人に対し金大は7日、内部でPCR検査を実施して結果は全員、陰性だったという。県は「何も報告を受けていない」(健康推進課)と驚いている。

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 県によると、PCR検査には…

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