三重)忍者博物館や伊賀上野城が再開 コロナ対策を徹底

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森直由
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 新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、休業していた三重県伊賀市内の観光施設が27日に再開した。約400本の桜が咲き始めた上野公園では、コロナ対策を徹底したうえで、伊賀流忍者博物館は25日ぶり、伊賀上野城の天守閣は24日ぶりの営業となった。

 3日から休館していた忍者博物館は午前9時に開館し、約20分後に最初の観光客が訪れた。一番乗りで東京から夫婦で来た会社員男性(39)は「スタッフの皆さんが張り切っているのがよく分かった。忍者ショーでは手裏剣が板に刺さる音に驚いた」。愛知県知多市から家族4人で訪れた団体職員の男性(42)は「忍者の様々な道具を近くで見ることができ、再開して良かった」と話した。

 博物館では、入り口で来館者に体調不良かどうかを聞き取り、館内6カ所に消毒液を設置。手裏剣打ちなど体験コーナーは中止し、屋敷に入る観光客をこれまでの1回約40人から、半数ほどに制限した。「伊賀忍者特殊軍団 阿修羅」の忍者ショーは屋根付きの屋外ステージで開催されるが、最大約200人が入れる客席を約130人にして間隔を開け、観客が密集しないように工夫をした。

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 博物館では3、4月だけで…

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