女子サッカー生きる伝説は健在 34歳「五輪に全集中」

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米国・テキサス州フリスコ=堤之剛
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 サッカー女子の国際親善大会「シービリーブスカップ」で11日に日本代表(なでしこジャパン)と対戦するのが米国。昨夏のワールドカップ(W杯)フランス大会で2連覇した強豪は今大会も2連勝と好調だ。なかでも存在感が大きいのが、W杯得点王で、昨季の国際サッカー連盟(FIFA)の女子最優秀選手に輝いたMFミーガン・ラピノーだ。男女間の待遇格差を訴え、トランプ大統領への批判もいとわない34歳は、東京五輪に向けても強い意欲を示す。

 8日のニュージャージー州でのスペイン戦。チケットは完売され、2万6500人の観客が集まった試合で、トレードマークのピンクの髪をなびかせた背番号15がチャンスをつくると、会場がわいた。ラピノーの力強いキックと世界屈指の技術は健在だ。

 同性愛者であることを公言し、世界に多様性を訴える。昨年のW杯では、サッカー誌の取材に「(招待されても)クソみたいなホワイトハウスなんて行かない」と、トランプ大統領を批判。強い発信力で、その存在は一気に世界に広まった。

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 ラピノーは以前から、女子サ…

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