打席に向かってもテーマ曲なし 無観客試合、淡々と進行

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 新型コロナウイルスの感染拡大を避けるため、プロ野球は3月15日まで全てのオープン戦を無観客で開催することを決め、2月29日は、東京ドームなどドーム球場でも試合があった。バレーボールのVリーグもプレーオフ決勝を無観客で実施。厳戒態勢の中、試合が行われた。

 12球団の中で最も早く、無観客でのオープン戦開催を打ち出した巨人。東京ドームで行われたヤクルト戦は隣接するジェットコースターの走る音が「ゴーッ」とドーム内に響き、普段とは違う環境だった。試合中、巨人の打者が打席に向かっても各選手のテーマ曲は流れず、イニング間のパフォーマンスもなく、試合は淡々と進んだ。

 「緊急事態宣言」が出ている北海道。札幌ドームを本拠とする日本ハムと対戦相手のオリックスの両チームは29日から選手に自宅、宿舎からの外出禁止を命じた。日本ハムでキャプテンを務める西川遥輝(27)は「楽しみにしていたファンの方もいたと思うし、僕らもファンの前でできる方がモチベーションは上がる。早く沈静化してほしい」とうつむき加減で話した。各球場では報道陣の移動経路や取材場所を制限し、入場する際には検温や体調確認も行い、各球団は予防に神経をとがらせた。

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