文化庁、京都への引っ越し延期 資材不足で工事遅れ
上田真由美
文化庁の京都への全面移転の時期が、予定していた2021年度中から、22年夏以降に延期されることとなった。13日にも、同庁と京都府、京都市など関係者が正式に合意する。移転先の改修工事の遅れが理由だとしている。
文化庁は、京都府庁に隣接した府警本部本館(京都市上京区)への移転を予定している。府が市の協力を得て改修工事と増築を行い、その後、文化庁が借り受ける計画だった。同庁によると、昨年末に府から、資材や作業員の不足で庁舎整備が間に合わず、完成は22年8月末になる予定だと連絡を受けたという。そのため、移転は早くてもそれ以降になる。
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■「庁舎が2カ所に分かれても…
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