韓国政府もチャーター機を派遣へ 新型肺炎で帰国支援

ソウル=鈴木拓也 パリ=疋田多揚
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 新型コロナウイルスによる肺炎の拡大をうけ、韓国政府は帰国を希望する自国民らのためにチャーター機を現地に派遣する準備を始めた。28日午後にも正式決定する方針だ。

 在武漢韓国総領事館はホームページで、搭乗希望者に電子メールで申請するように呼びかけている。同日朝の段階で、武漢地域に滞在する韓国人ら約690人から申請があったという。韓国政府は、チャーター機で帰国した人に対し、帰国後2週間は政府が指定する施設で生活することを義務づける方向で検討している。

 米国もチャーター機を出して武漢の総領事館員や米国民が帰国できるようにする方針。当初は28日に武漢を発つ予定だったが、AP通信によると29日になる見込みという。フランスも今週から複数のフライトを予定している。自国民に加え、欧州出身の人々も一定数乗せる方針だ。(ソウル=鈴木拓也、パリ=疋田多揚)

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