「周りに負けない輝きを」 月組・鳳月杏、2月に主演 

有料記事宝塚歌劇団

杢田光
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 包容力あふれる父親から黒魔術に傾倒する夫人まで、幅広い役を演じ分け、強い個性を放つ月組男役の鳳月杏(ほうづきあん)。2月に「出島小宇宙戦争」(作・演出=谷貴矢)で主役を務める。

 「外国人に紛れて宇宙人が忍び込んでいる」というウワサが飛び交う江戸時代の長崎・出島が舞台。潜入調査を命じられる宇宙に詳しいカゲヤスを演じる。

 あらすじに「宇宙人」が絡むだけあって、「普通の人があまりいない」。「不思議の国のアリス」のような、異世界に迷い込むワクワク感。カラフルなカツラなど見た目も新鮮で、「今までの宝塚ではない」世界観になるという。

 一方で「主役ってシンプルでものすごく難しい」と口にし、「役に頼らず、自分のもっているものや輝きを周りに負けないくらいのエネルギーで出したい」と意気込みを語る。

 約4年半を過ごした花組を離れ、昨春、古巣の月組に戻った。

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 「花組はスター性を磨かせて…

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