「総裁選に利用」と指摘 桜を見る会招待、18年に急増

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二階堂友紀
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 安倍晋三首相は政府行事の「桜を見る会」を、自らが自民党総裁選で3選するために利用したのではないか――。内閣府が新たに示した資料をめぐり、野党からそんな指摘が出ている。

 内閣府が21日に新たに国会へ提出した文書の中には、2014~19年の招待者数の大まかな内訳を記したものがあり、首相推薦など「政治家枠」を含む数字とみられる「各界功績者(総理大臣等)」の分類もあった。

 その推移をみると、15年は7385人▽16年は7605人▽17年は7595人▽18年は9494人▽19年は8894人。9月の総裁選で石破茂元幹事長と一騎打ちとなった18年が急増していた。15年も総裁選はあったが、首相は無投票で再選された。(14年は「各界功績者・報道関係者」という区分で9095人と記載)

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