ゴーン被告逃亡に日本人協力者? 本人が仏誌取材に示唆

パリ=疋田多揚
[PR]

 日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告(65)は、16日に発売された仏誌「パリマッチ」に掲載されたインタビューで、日本から逃亡した際に日本人の協力者がいたかを問われ、「日本でまったく加担してくれる人なしにこの国(日本)から出られると考えるのなら、それは幻想だ」と述べ、日本人の協力者がいたことを強く示唆した。

 ゴーン前会長はこれまで、逃亡の詳しい経緯については「協力者を危険にさらしかねない」として、語ってこなかった。

 また、日本からの逃亡を計画した時期については、「私は行動に移すまでぐずぐずするタイプではない」と語った。(パリ=疋田多揚)

【動画】インタビューに答える日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告=恵原弘太郎撮影

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません